シェアハウスの設計に大切なプライベートスペース

JOURNAL|TESEN

新築で綺麗なシェアハウスZEZE大阪

シェアハウスZEZE大阪では、シェアスペースだけでなく、プライベートスペースにも細やかな注意を払って設計しています。キッチン廻りのプライベートボックスの大きさを決めるにあたっては、想定した既製品のカゴがきちんと無理なく納まるサイズとなるようになっています。

 

また個室内については、天井と床のカラーリングは各室毎に同じものがないように、カラーセレクトを行いました。天井のカラーを変えたのは、夜に道路側から眺めた時、窓越しにみえる個室の天井の色が違ってみえたら、「なんだかシェアハウスらしいな」という思い付きからです。

 

個室内のクローゼット内の棚構成に至っても、天井高さを活かして棚配置などに工夫を凝らしていきました。

 

一級建築事務所

株式会社スウィング

一級建築事務所 株式会社スウィング

 

| シェアハウスZEZE大阪:打ち合わせ議事録

 

  • 2017/12/14(木)13:30~
  • 場所:シェアハウスZEZE大阪、建築現場
  • 議事録作成:株式会社スウィング 姉崎

 

新築シェアハウス

天井高を生かした配色とほんの少し個性を付ける

 

| 本日の確認事項

 

  • 契約時からのコスト増減について説明
  • 階段の手摺について再確認
  • Library LivingはH350のみ、2~RFの階段は落下防止1本+階段側手摺で決定
  • 置き家具のご提案について次回に返答
  • 各部屋のサイン、100角程度のスチール板を壁付することに決定
  • 次回打ち合わせ:12/21(木)13:30~

 

シェアハウスZEZE大阪の床

新築の楽しいところ、色だけでなく素材感にもこだわる。

 

| 検討事項

 

  • フローリングのオイル塗装仕様(スタッフで行う予定)

 

新築シェアハウスZEZE大阪の中2階

Library Livingの本棚も出来上がってきた。

 

| 施工打ち合わせ事項

 

  • 建具の詳細・施工図、引手・レバーストッパーの仕様を現場監督の坂田さんへ送る
  • タモ集成材:ウレタンツヤ消し、クリアオイル塗装 のサンプルの提示を依頼
  • 濡れ色になりにくい仕様で検討
  • 造作ソファの背板範囲を指示
  • 階段下収納の吊元変更。(施工的な問題のため)

新築できれいなだけ!それじゃダメですよね。シェアハウスの暮らしやすさは、共有部のプライベートスペースの充実度も大切な要素だと思います。ここは、スタッフ内でもかなり議論をしました。

 

まとまった方針

 

  • プライベートスペースは最小限に絞ること。
  • 当初はBOXなどで仕切らず、しばらく様子を見る。
  • 必ず置くものを想定して容量を決定すること。

 

TESENの入居者どうしの人間関係は「家族のよう」ではなく「あくまで他人」と考えています。絆というより緩やかな結びつきです。TESENのスタッフは、そんな入居者と入居者の結び目のような役割を目指しています。

 

新築できれいなだけじゃダメ!

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