シェアハウスの暮らしの捉え方と設計の考え方

JOURNAL|TESEN

シェアハウスZEZE大阪の中2階

シェアハウスZEZE大阪を設計するにあたり大切にしてきたのは、8人が共同で住む場所ではなく、それぞれ8人の暮らしが集まった一つの場所という考え方です。

 

個室と共同リビングが、廊下・階段を介して接続されているという設計は、一人ひとりの豊かな暮らしを思う上で初めから選択肢にありませんでした。敷地の狭小さによる部分もありましたが、ただ移動のためだけの空間が出来てしまうことは、面積効率上も、日々の暮らしの質感を考える上でも、とても勿体ないことだと思ったのです。

 

異なる床レベルでのコミュニケーションは、山登りでもしない限り、日常ではあまり意識されないことですが、ときにドラマチックなワンシーンを生むことがあります。そんな階段空間を、リビングの天井高へのこだわりと絡めてどのように考えていくか、何度も設計スタディを重ねていきました。

 

一級建築事務所

株式会社スウィング

一級建築事務所 株式会社スウィング

 

| シェアハウスZEZE大阪:打ち合わせ議事録

 

  • 2017/12/07(木)13:30~
  • 場所:シェアハウスZEZE大阪、建築現場
  • 議事録作成:株式会社スウィング 姉崎

 

シェアハウスZEZE大阪の現場会議

長時間現場にいるとちょっと寒~い

 

| 確認事項

 

  • 契約時からのコスト増減とりまとめの確認
  • 2階から屋上への階段手すりの確認
  • 階段のクロス切替えは、行はないことに決定
  • タイル目地色は、床(ライトグレー色)、壁(ダークグレー色)で決定
  • 次回打ち合わせ:2017/12/14(木)13:30~

 

シェアハウスZEZE大阪の階段

ちょっと遠目から色合わせ。姉崎先生は身軽ですね!

 

 

| 検討事項

 

  • 各部屋のサインは、再検討する
  • 置き家具の選定

 

シェアハウスZEZE大阪の色合わせ

本当は何も張りたくないけれど・・・。建築基準法が

シェアハウスZEZE大阪の一番の特色は、最大3mもある天井高です。なぜ、3mなのか?

 

それは、TVを見ていたら、俳優の竹野内豊さん出演の大手住宅メーカのCMで「天井高2m72cmのかってない大空間。」みたいなことを言っていたので・・・・。

 

TESENの完全勝利です!

 

シェアハウスの建築

天井、高いでしょ!

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