現在のプレカット加工材での上棟作業は、事前に工場で仕口加工された材料がシステマチックに組みあがっていき、コンクリート基礎上の土台敷きを除いて、ほぼ一日で完成することが殆どです。
施工図の段階でほぼ問題点はクリアになっているので、私たち設計者が現場ですることといえば、「様を眺める」というのが実情です。それでも何故現場へ行くのかと問われれば、「やっぱり心配」なのが半分と、「見ていて気持ち良いから、好きだから」ということになると思います。
設計時、図面上で検証していたことが、実際にこの世に立ち現れてくる様子を体感する静かな感動は、設計者だけに許された特権のようなものです。
構造材だけで組みあがった建物の素のカタチは、重力に対抗する様と求められた諸条件が融合した素の状態といえるもので、プリミティブな美しさを感じずにはいられません。もちろん、シェアハウスZEZE大阪の上棟時も、想像以上の静かな感動を得られたのでした。
一級建築事務所
株式会社スウィング
| シェアハウスZEZE大阪の新築工事、議事録
- 2017/10/11(水)13:30-
- 場所:シェアハウスZEZE大阪、建築現場
- 議事録作成:株式会社スウィング 姉崎
| 確認事項
- 玄関ドア検討について仕様を選定する
- 館内wi-fi設備の設定と仕様の確認
- 電気設備の現場確認時期は、次回現場定例時にご確認する
- 次回打ち合わせ:2017/10/18(水)13:00-
| 施工打ち合わせ事項
- 工事監理報告書に押印と検査時に必要な書類の確認
- 床の気密等についての施工打ち合せ
- サッシュ小庇の納まり確認
- 巾木の納まり確認
|シェアハウスZEZE大阪の上棟
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