大阪シェアハウスの運営スタッフShuheiです。
シェアハウスで働く私が気ままに連載小説を書いております。
「シェアハウスってどんなところ?」「どんな暮らしがあるの?」
この小説はそんな方へ向けて書いています。
ときどき実話なフィクションです。
一緒にシェアハウスの暮らしをのぞいてみませんか?
シェアハウスで起こる素敵なことが少しでも多くの人に届いたら、
そして豊かな暮らしを多くの人に。
|前回までのお話とこれからのお話
- 【TESEN文庫 第1話-2021/01/12】
私シェアハウスするみたい。 - 【TESEN文庫 第2話-2021/01/27】
空と宙の違い。 - 【TESEN文庫 第3話-2021/02/22】
選ぶということ。 - 【TESEN文庫 第4話-2021/03/10】
3年目の彼とクールとクレイジーの履き違え。 - 【TESEN文庫 第5話-2021/03/23】
私の家の庭の草は伸びが早い。 - 【TESEN文庫 第6話-2021/04/11】
月の満ち欠け。 - 【TESEN文庫 第7話-2021/05/03】
小さな灯りの不思議。 - 【TESEN文庫 第8話-2021/06/21】
つゆはじまり。 - 【TESEN文庫 第9話-2021/07/08】
梅雨の中休み。
みんなの顔と名前が一致した日に冬が終わった。
こんにちは〜!
ニックネームは何?
友達には何て呼ばれてるの?
初めはみんなに聞かれていたことを、今は自分が新しい仲間に聞いている。
シェアハウスという未知数にも慣れてしまった。
昨日まで他人だった人と同じ屋根の下で暮らす。
これってなかなかクレイジーな事?!
うん。クレイジーな事。
クレイジーを日本語に訳したら「狂気」?!
どうやらその言葉は日本語に訳したら、がっかりする単語だった。
クレイジーな女性になりたかった。と言うのをまたの機会にする。
メンバーも少し変わった。
1ヶ月ぐらいで引っ越す人もいるし、3年も住んでる人もいる。
「3年。。。ココ居心地良すぎなんかなぁ。」
「最近入ってきた新人スタッフより長いやん。」
と心の中で思っている。
でもめっちゃ友達できてそう。どこか羨ましくもある。
そんな3年目の彼はクールな雰囲気でもある。
クールを日本語に訳したら「ほどよく冷たく、よそよそしい。」
これも訳したらがっかりするやつだった。
3年目の彼は頼りがいがあって、たまに見せる八重歯がかわいい。
なんの仕事をしているかは一緒に住んでいるのに分からない。
不定期的に、私に買って来てくれてるわけけではないケーキを、シェアメイトみんなに買ってきてくれる。
私に買ってきてくれてると思いながら食べると、とてつもなく美味しい。
続く。
|前回までのお話とこれからのお話
- 【TESEN文庫 第1話-2021/01/12】
私シェアハウスするみたい。 - 【TESEN文庫 第2話-2021/01/27】
空と宙の違い。 - 【TESEN文庫 第3話-2021/02/22】
選ぶということ。 - 【TESEN文庫 第4話-2021/03/10】
3年目の彼とクールとクレイジーの履き違え。 - 【TESEN文庫 第5話-2021/03/23】
私の家の庭の草は伸びが早い。 - 【TESEN文庫 第6話-2021/04/11】
月の満ち欠け。 - 【TESEN文庫 第7話-2021/05/03】
小さな灯りの不思議。 - 【TESEN文庫 第8話-2021/06/21】
つゆはじまり。 - 【TESEN文庫 第9話-2021/07/08】
梅雨の中休み。
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