【TESEN文庫 第10話】シェアハウスで小料理屋が出来るまで

JOURNAL|TESEN

大阪シェアハウスの運営スタッフSHUです。

 

シェアハウスで働く私が気ままに連載小説を書いております。

 

「シェアハウスってどんなところ?」「どんな暮らしがあるの?」

 

この小説はそんな方へ向けて書いています。

 

ときどき実話なフィクションです。

 

一緒にシェアハウスの暮らしをのぞいてみませんか?

 

シェアハウスで起こる素敵なことが少しでも多くの人に届いたら、そして豊かな暮らしを多くの人に。

 

|前回までのお話

 


クーラーをつけた。

 

7月に入るまでは我慢していた。

 

えらい!私。

 

私のシェアハウスはクーラーの電気代は共益費に含まれているから、

 

気にせずガンガンつけてもいいのだが。

 

ただ、エアコンをずっとつけておく事に背徳感を感じる。

 

私はクーラーをつけずに色々涼しくなる方法を試した結果、

 

まだ暑い場合に私はクーラーをつけたい。

 

私なり色々涼しくなる方法5選を共有したい。

 

・体がびっくりする冷たいシャワー浴びる。

・扇風機を最大風量で受け止める。

・冷たい飲み物を悪気なく胃に流し込む。

・エアーサロンパスを痛くもない箇所にかけてみる。

・湿布を貼る

 

以上の事をしても暑い場合は、クーラーのリモコンをスッと手元に引き寄せる。

 

キンキンに冷やされた冷気が溢れてくる。

 

快適。

 

シェアハウス生活。

 

時計をみたら夕方4時を過ぎたところ。

 

早めの晩御飯を作りにリビングへ。

 

休みの日は、早い時間帯からだらだらと料理をする。

 

ゆっくりつまみぐいしながら、ビールを開ける。

 

すると、だらだらとシェアメイトが集まってくる。

 

つまみをカウンターに並べる。

 

対面キッチンだから小料理屋みたになる。

 

不定期開催の私のお店がオープンする。

 

リビングではクーラーの設定温度が16℃になっている。

 

16℃に風速は急速。

 

初めて見た温度設定。

 

これでも人が集まってくると少し暑い。

 

みんながもっているエネルギーが一つになる感じ。

 

カウンターに座っているポルトガル人が次の料理を待っている。

 

普通に待っている。

 

何もせずに待っていると料理が出てくると思っている。

 

日本では料理をしている人の前に座っているとつまみが出てくると思っている。

 

間違った文化が伝わっている。

 

勘違い文化だ。

 

それでも食べた後の笑顔が良い。

 

そして、

 

「おいしい!」

 

「これなんて料理?」

 

と絶対聞いていくる。

 

もっと作ってあげたくなる。

 

はや?

 

騙されているのか、否か。

 

そんなことを思いながら飲むビールが美味しい。

 

私の休日の過ごし方。

 

シェアメイトににタダ飯を作ってあげるです。

 

 

続く

 

|前回までのお話

みなさんはシェアハウスでの休日はいかがお過ごしなんでしょうか~♪

#CATEGORY : BLOG / JOURNAL
#TAG :

0

SHARE

ReTWEET

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA