シェアハウスZEZE大阪では、「ここにしかない暮らし」を実現しようとプロジェクトメンバー間で話し合ってきました。それは、事業下のプロダクトとしても重要な「付加価値の与え方」の面でも、住まい手になる方々への「オモテナシ=愛着への手がかり」の面でも、とても大切な命題でありました。
空間設計の勘所で、なおざりにはできないのが人に接する部分の設えです。家具をどのように設えるか、ということ一つでも、室内の空気感が大きく変わることがあります。できれば全て特別にあつらえた家具で揃えたいところですが、事業計画で限られた予算バランスの中、既製品の中から選んでいくということも必要になりますが、これがナカナカ見つからない。
何故、見つからないのか?(それは至極当然なのですが)このシェアハウスのために造られたプロダクトではないからです。「なるべく沢山売れるように」「流行りのテイストを狙って」というプロダクト側の狙いと、こちら側の考えがハマることの方が難しいということです。
そして、どうしてもここだけは・・・と提案させていただいたキッチンとリビングの家具。シェアハウスZEZE大阪がこだわりたい暮らしの背景に一役かってくれています。
一級建築事務所
株式会社スウィング
| シェアハウスZEZE大阪の新築工事、議事録
- 2017/11/16(木)13:30~
- 場所:シェアハウスZEZE大阪、建築現場
- 議事録作成:株式会社スウィング 姉崎
| 確認事項
- マスターキーについて。LIXILのドアとなったため、個室の鍵と共通が不可となる
- キッチン横壁面をガルバ素地は、コスト高のため別案を検討
- Library Livingの本棚のデザインを決定
- キッチンカウンターの内部塗装をプラネットOP OPシルバー色に決定
- 造作ソファの寸法、張り地等を奥行寸法D700、座面高さH400に決定
- 家具製作図面の提示
- 外壁ビスの現物確認
- LANケーブルの配線状況の確認
- 各部屋のサインは、入居者が自由に使えるマグネット等で検討する
- 次回打ち合わせ:2017/11/22(水)13:30~
| 施工打ち合わせ事項
- 玄関庇の納まりの方針を指示
- 階段・Library Livingの手すり、吊り方の方針を指示
- 建具の詳細・施工図、枠は確認済み。建具本体の詳細については継続して打ち合せ。
- 製作家具の施工図を確認
- 階段と壁を目透し、見切材を確認
- 個室のエアコン設置部のフカシ寸法を奥行300程度のエアコンを設置し出っ張らないようフカシをD290とする
- オーク(ナラ)の突板サンプルを確認
- 気密処理の状況を確認
- 玄関まわりの納まりを指示
- 床見切り位置を再確認
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