点から線へ、線から円になったときの話。

JOURNAL|TESEN

こんにちは!TESENスタッフのSHUです。

谷町6丁目から空堀商店街をするっと抜けたところにあるみつわ屋

今回は、みつわ屋で特に印象深いゲストとの話。もちろんシェアハウスとも関係がありますよ!

 

年前。
その当時コロナなどもなく、毎日のように世界中からたくさんのゲストがみつわ屋に来ていた。
旅の目的も様々で、とにかく観光スポットを回りに回るゲスト、本を読みながら宿でゆっくり過ごすゲスト、夕方に起きて夜の街にくりだすゲスト。この写真は確か大晦日の年越しの時かな?

ゲストによって宿の雰囲気も変わる。

そして彼がみつわ屋に来た時の雰囲気は凄まじかった。ゲストが飲み物を片手にコモンルームに集まってくる。その中心には彼がいる。人を寄せ付けるオーラがある。たった5分前に出会った人と、あたかも同級生と昔の懐かし話で盛り上がっているような雰囲気。

誰にでもフラットに接する彼。

「どこから来たの?」

「大阪はおもしろい?」

「なにそれ最高じゃん!」

そんな感じの会話が聞こえてくる。

その日、僕は17時に仕事が終わってそのまま今日のゲスト達と飲みに!

お箸の使い方から始まり、付き出しのシステムに少し戸惑いを見せながらも、盛りに盛り上がる。

今回の話の主人公のブライアンは、僕の左隣で日本人ばりの裏ピースポーズをしている。
ちょうどこの時が今から3年前。

 

そして20224月。

 

彼は大阪に居る。

SENで暮らしながらか日本語学校に通っている。
3年前の日本旅行を終え、母国のアメリカに帰った彼は、独学で日本語を勉強していた。
そしてコロナ禍の中、日本への入国を1年以上待ち続け、晴れて入国が許可され満を持して再来日。

 

※2022年3月1日より留学生は上限1日1万人の入国が許可されている。
※最近TESENへのお問い合わせは日本人より外国人の方が多いです汗。

 

3年前、日本語を全く話せなかった彼だが、今では日本語で普通に会話が出来る。
大阪特有の話が終わった後に「知らんけど笑!」とつける技も身につけているから、大阪に馴染むのはすぐな気がする笑
そして何より感心するのが、分からない日本語が聴こえると、いつもポケットに持ち歩いてるメモ帳にすぐ聴こえた日本語をメモる。何としても応援したくなる気持ちに駆られる。

 

そして、とっておきの話がもう一つ。

実は上の写真の一番右の白のカッターシャツ姿の彼、ブロウディーはSENの元入居者。

3年前、SENへ入居する前にみつわ屋に泊まってくれていた。二人は同じ日にみつわ屋で宿泊し、その時に一緒に飲みに行ってたという!なかなかハッピーミラクルな巡り合わせ。

残念ながらブライアンが来日する前に、ブロウディーはSENを退去しちゃったが、今でも二人はは連絡を取り合っているとか!

 

みつわ屋をチェックアウトするの時の写真。

お別れの時に、彼から「もし僕たちは同じ言語を話すことができれば、もっとた色んな話を出来たよね!」

って言ってたのが今でも心にグサッとくる。

まさか、その後、彼の方から日本語を学んでくれるとは思いもせず。もしくは僕の英語力が早々に見切られたのか笑。

来日後のSENでの様子。

1年間の大阪での生活。心より応援しているよ!

 

旅先を日本に選んでくれて、大阪での滞在先をみつわ屋に選んでくれて。

日本語を学ぶために、また大阪へ戻ってきてくれる。

これ以上の幸福感はあるのか!

「大阪へ行く!」っていう連絡をくれた時は本当に嬉しかった!

 

どこか出会った人と人が、それぞれの道を進んでいる。そこで生まれた接点が時間を超えて繋がる瞬間がある。

 

それが来年、3年後、10年後かもしれない。

もしかしたら生きている間には繋がらないかもしれない。

 

でもそれで良いんだと思う。

その不確定な要素が面白いから、人は人に出会いたくなるのかも!

ちなみに昼間のみつわ屋はこんな感じでお昼寝するゲストが多数出没中w

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