こんにちは!スタッフSakiです。新築シェアハウス第3弾 「照明を制する者は空間を制する!」照明編 vol.1 でリビングの照明を考え始めた私は、KOIZUMIのショールームを訪れ「照明コンサルタントさん」に相談してみることにしました。
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私:これが、工務店さんが下さったKAE OSAKAの照明案です。しかし、図面だけではどれぐらいの明るさでどんな雰囲気なのか、想像するのが難しくて…。特に、空間全体の明るさと、カウンターダイニングの照明が気になります。
照明コンサルタントさん(以下/照コさん):そうですよね。でしたら実際の照明で試してみましょう!
私:そんなことが出来るんですか!?
そうして通されたのが、ソファとテレビが置かれたリビングとカウンターキッチンのあるスペース。見上げると、天井に無数の照明器具が配置されています。
照コさん:こちらは照明のシュミレーションスペースです。このスペースにある照明を使って色や明るさなどの大体のイメージを掴むことが出来ますよ。
私:すごい!照明はこの様なシュミレーションは出来ないのだと思っていました!
照コさん:まずは、気にされているカウンターダイニング照明ですが、高さ100cmのカウンターにペンダントライトを吊るすのは少し短すぎるでしょう。ダウンライトの方が広々と見えると思いますよ。
私:確かにそうですね、ダウンライトに変更しようと思います。イメージはカウンターテーブルの真ん中に照明が当たっていて、手元は少し暗くなるようなイメージがいいのですが…。
照コさん:それは、「明暗のメリハリ」ですね!
私:「明暗のメリハリ」?
照コさん:そうです。光の角度が広い照明で広範囲を均等に明るくするのではなく、角度を絞った照明にすることで、必要な場所は明るく、周囲は少し光を抑えた「明暗のメリハリ」が出来ます。レストランやホテルでよく用いられていて、空間を印象的に演出してくれます。
私:なるほど!「明暗のメリハリ」がおしゃれな空間を作るのですね!では、どのように配置するのがいいでしょうか?
照コさん:イメージを再現するなら、カウンターテーブルの真ん中に一列に配置しましょう。(シュミレーションスペースに並んだダウンライトで確認しながら)角度を絞ったものを均等に5灯配置するとこれぐらいの明るさになるでしょう。いかがですか?
私:いいですね、まさに私のイメージ通りです!
照コさん:カウンターテーブルの真ん中に光の輪が出来るので、そこに小さな観葉植物やインテリアを置くのもいいかも知れませんね。
私:では、全体的な明るさはどうでしょうか?なんとなく明るすぎるような気がしているのですが…。
照コさん:そうですね。キッチンの下がり天井とリビングに長い間接照明が入っているので、いくつかダウンライトを減らせると思いますよ。ライトの穴が少なくなって、天井がすっきりしますし♪
私:しかし、キッチンの下がり天井の間接照明は、キッチン周辺のための照明ですよね?それでは全体的に暗くなりすぎませんか?
照コさん:そのように思われている方が多いのですが、実はキッチンの下がり天井の間接照明は室内全体を照らすものです。ですので、下がり天井の照明のスイッチはキッチンの近くではなく、玄関から近い位置に設置しましょう。
私:そうだったんですね!私も勘違いしていました!
照コさん:明るさは十分だと思いますが、シェアハウスにお住まいの方は30代前後とのことですので、少し照明を抑えても問題ないでしょう。(シュミレーションスペースの間接照明で確認しながら)スペースの面積も照明の長さも大体実際の半分ぐらいだと思いますので、明るさも同じぐらいになると思います。いかがでしょうか?
私:生活するには十分な明るさですね。これにダウンライトが付いていると明るくなり過ぎていました。
実は、一定の年齢になると若いころよりも1.5倍の明るさが必要だと言われているので、普通のおうちでは少し多めに照明を配置されています。年齢を重ねると、どうしても手元が見づらくなりますからね。
私:おもしろいですね!照明のこと、知らないことがたくさんあってとっても勉強になりました!
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図面では想像出来なかった明るさが、シュミレーションでバッチリ確認することが出来ました。この後も照明コンサルタントさんがひとつひとつの照明の明るさ、色、光の角度を丁寧に見せて下さり、納得して決めることが出来ました。
KAEは「光」をとても大切にしました。朝は正面の大きな3つの窓から陽の光が差し込み、さわやかに1日がスタート出来るように、夜は優しい照明の中でゆっくりとリラックスできるように、こだわって作りました。
照明、か~な~り良い感じだと思います!
★★★
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